兵庫県(淡路島玉ねぎ)
こんにちは!
淡路島玉ねぎ、淡路島の美味しい商品を買うならココ!
うずのくに店長の笹田です。
よくご質問いただく「淡路島たまねぎ、生産地別玉ねぎの特徴」をご説明いたします。
春の淡路島新玉ねぎ
9月の種まきから10月の苗植え、3月~5月に収穫を迎えます。春になり暖かくなると一気に大きく成長します。
極早生(ごくわせ)種・早生(わせ)種という品種が、新玉ねぎと呼ばれています。
特徴は外見が茶色の乾燥した皮ではなく、全体的に白く少し茶色の柔らかい皮が付いているのが特徴です。また、触った感じも柔らかく水分が豊富です。
基本的には春にしか食べることができない新玉ねぎは収獲後すぐに出荷します。また、辛みが少なく「甘い!やわらかい!みずみずしい!」といった特徴があります。
※長期保存には不向きですので、できるだけ早くお召し上がり下さい。
※辛みが少ないので、生食に向いています。スライスして玉ねぎサラダにすると美味しいです。
※同じ淡路島の中でも、玉ねぎの品種や生産者様、田んぼの土や肥料などの育て方によって味や品質が異なります。
極早生種の主な品種[極早生種]:スーパーアップ、スーパーリニア、浜笑、浜の宝、T-456、春いちばん、レクスター、アリオン、浜育ち、貴錦、センチュリー
早生種の主な品種[早生種]:七宝早生7号、七宝甘70
ホワイトたまねぎの主な品種[ホワイト種]:ホワイトベアー
晩春以降の淡路島たまねぎ
9月の種まきから10月~12月の苗植え、6月~8月の収獲まで、寒暖を繰り返しながらじっくりと育てていきます。
淡路島は、年間を通じて瀬戸内海特有の温暖な気候に恵まれ、日光が当たる時間が長く、その気候・風土が玉ねぎの栽培に適しているといわれています。
また、淡路島たまねぎは、収獲後に玉ねぎ小屋へ玉ねぎを吊るし、長期保存のために乾燥させます。乾燥時に余分な水分がなくなり甘さが増すともいわれています。
他地域のものと比べると、淡路島たまねぎの特徴は「やわらかさ」と「甘さ」と「辛みが少ない」という特徴があります。
※柔らかさは約2倍、全糖含量は約4%多く、辛み成分は約4割少ない(JA全農兵庫)
※同じ淡路島の中でも、品種や生産者様、田んぼの土や肥料などの育て方によって味や品質が異なります。
中生種の主な品種[中生種]:ターザン、ターボ、ケルたま、うずしお、アンサー
晩生種の主な品種[晩生種]:ネオアース、もみじ3号、もみじの輝、
赤たまねぎの主な品種[レッド種]:T-457、紅、アーリーレッド
冬の淡路島新たまねぎ
淡路島では、新たまねぎは春に収穫されるのが通常なのですが、近年「セット栽培」と呼ばれる栽培方法で育てられ、冬に収穫できる葉付きたまねぎです。
セット栽培とは・・・
本来の収穫時期である春に種を蒔き、玉の大きさが1cm程度になったら一度掘り起こします。
そして、根と葉を切り落としてから冷暗所で保存します。そして、8月末に再び田んぼへ定植します。
そうすることにより、「疑似越冬※」で育てる栽培方法です。
このたまねぎの特徴は、葉っぱも美味しく食べられることです。玉の部分は新たまねぎと同様にサラダで、葉っぱの部分はお鍋の具材としてお使いいただくと美味しく召し上がることができます。
ただ、収穫時期が通常のたまねぎ苗の定植時期と重なるため生産者も少なく、市場にはあまり出回りません。地元の産直やスーパーなどで販売されるのがほとんどです。
※疑似越冬とは・・・冷暗所で球を保存することにより、たまねぎに「冬が来た」。そして夏の終わりの暑い時期に再び田んぼへ植えることによって「暖かい春がやってきた」と錯覚させることにより、たまねぎの成長を促進する栽培方法です。
北海道産玉ねぎ
本州では秋にまいて夏に収獲するのが普通ですが、北海道の場合は春にまいて夏から秋にかけて収獲するところが、大きく違います。
北海道で代表的な玉ねぎは「スーパー北もみじ」という品種で、辛味が強く保存性に優れた玉ねぎになります。また「北はやて2号」という玉ねぎは「スーパー北もみじ」よりも辛みが少なく、やわらかめの玉ねぎです。
佐賀県産玉ねぎ
佐賀県のたまねぎは、北海道に次ぎ第2位を誇り全国でも有数のたまねぎ産地です。
昭和37年にたまねぎの栽培が始まった佐賀県。昭和40年代後半には早く収穫するための技術の普及や収穫機・定植機など機械の導入が進み作付面積が拡大し、現在に至ります。
佐賀県のたまねぎは、3月中旬から極早生品種「貴錦」が出荷されると、その後は早生、中生、晩生と品種をリレーして出荷されています。
品種は、前述の「貴錦」をはじめ「レクスター」や「七宝早生7号」、「ターザン」など淡路島たまねぎと同様の品種も育てられています。